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RAG検索品質を上げる — チャンキングとリランキング

文書タイプ別のチャンキング戦略とリランカーの導入効果。

2026-10-17 · 約8分

RAGを付けたのに答えが的外れなら、大抵の問題はモデルではなく検索段階にあります。検索された文書が誤っていれば、LLMがどれほど良くても正解は作れません。

チャンキング — 文書タイプに応じて変える

文書タイプ推奨チャンキング備考
マニュアル・規程セクション/条項単位見出し階層の保持
表・データシート表単位 + キャプション表を分割すると意味が失われる
FAQ・掲示板問答1組質問をチャンクの前に付ける
一般散文400〜800文字 + 15%オーバーラップ段落境界を優先

リランカー — コスト対効果が大きい

一次検索(ベクトル/BM25)で20〜50件を抽出し、リランカーで上位5件を再並べ替えます。リランカーは質問と文書を一緒に見てスコアを付けるため、精度向上が大きいです。

ハイブリッド検索

ベクトル検索だけでは型番・部品番号のような正確な文字列マッチに弱いです。BM25(キーワード)とベクトルを併用し結果を統合するのが、産業文書で特に効果的です。

顧客企業のマニュアル検索でハイブリッド+リランキングの組み合わせにより正答率が目に見えて上がった事例があります。モデル交換より検索改善が先です。

評価なしに改善もない

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